工場の仕組み

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日本経済の大黒柱「工場」

日本経済の大黒柱「工場」

今や「世界の工場」という言葉は人件費の安い中国に奪われつつあります。一方で高品質と独自の技術に支えられた工業力で、日本の工業界は「量から質」の時代を迎えています。またこれからの環境問題を考えた場合、日本が長年培ってきた環境保全に対する高い技術は世界でも注目されています。

 

そう、まだまだ日本はその高い「工業技術」によって支えられていると言っても過言ではないのです。現に製造業は日本の「GNP(国民総生産)」の約20%を支えており、全就業者の20%を雇用しているのです。

 

あちこちで「日本の製造業の危機」が叫ばれている昨今ですが、依然として日本は製造業によって支えられていると言えるでしょう。

付加価値を与える「工場」

それでは「工場」とはいったいなんでしょうか? 私どもは次のように考えています。

 

「工業とは付加価値を与える場である」

 

たとえば、目の前に鉄鉱石が転がっているとします。これはこのままではなんの役に立ちません。これに「付加価値」を与えるのが工業です。

 

図にして説明しましょう。

原材料

(鉄鉱石やボーキサイト、小麦、原油など)

素材工場

(素材としての価値を与える)

鉄・アルミ・小麦粉・プラスチックなど

(素材としての価値を持つ)

部品工場

(部品としての価値を与える)

車のボディ・半導体・タイヤ・ブラウン管など

(素材としての価値を持つ)

製品工場

(製品としての価値を与える)

自動車液晶パネル食品

(製品としての価値を持って一般市場へ)

価値を生む工場

価値を生む工場

このように、最初は一見なんの変哲もない鉄鉱石やボーキサイトなどと言ったものに手を加えて、市場で一般に価値を持った製品にするのが工場の役割です。つまり工場がなければ、すべて「自分で手作り」せねばならず、そのためにかかる時間も手間も膨大なものとなるでしょう。

 

そうした手間や時間を機械化あるいはオートメーション化して効率良くしていくことも工場の役割だと言えます。そのような工場において重要な役割を果たしているのが熱交換器とプロセス空調なのです

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